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   タイトル :  起業講座(1):会社の作り方
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1.有限会社か、株式会社か、それとも...
 ●それぞれ長所・短所があります。
 
有限会社長所資本金は300万円で良い、役員が1名でも可、役員の定期的な変更手続きが不要(定款で特段の定めた場合を除く)
短所一般的に社会的な評価が今一つ
株式会社長所賛同者がいれば多くの資本金を集め得る、一般的に有限会社より社会的評価が高い
短所資本金1000万円が必要、役員計4名が必要、役員の定期的な変更手続きが必要
 ●一般的には、小資本・地域密着型のビジネスの場合は有限会社、一定資本・広域型ビジネスの場合は株式会社を選択します。スタート時は有限会社で、発展に応じて株式会社化する例も多数あります。
 ●株式会社、有限会社以外に合名会社や合資会社もありますが、SOHO的な形態がある程度認知されたIT業界以外では、例は多くありません。
しかし、「実」を追う場合、合名・合資(特に合資会社)は有効な方式でもあり、格安で会社を設立することが可能ですので、関心をお持ちの方は、こちらのページをご参照ください。
 ●2003年2月から資本金特例で、一定要件を満たせば、300万円、1,000万円の規制によらない有限会社、株式会社の設立が可能になっています。しかし、設立の事情にもよりますが、私共ではお勧めしておりません。
  
2.事前の検討と準備
 発起人の検討
会社の設立にあたって、発起人(1名以上)を決めます。この発起人が設立事務を行うこととなり、複数人数の場合は、その中から発起人総代1名を選任します。
 社名(法的には商号という)の検討
・会社の名前は、ひらがな、カタカナ、漢字を用います。数字やアルファベット等の使用も一定範囲で可能です。
・社名の前または後に、有限会社または株式会社を付します。
・後記の類似商号の存在の可能性に備え、第2案、第3案の名を検討します。類似商号調査とは、本社所在地(予定)に社名(案)と同一または類似の商号があるかをチェックするものです。
 本社(法的には本店という)所在地の検討
・実体がある所在地とします。オウム事件の際、オウムの会社が登記場所にないことで、公正証書不実記載罪で逮捕されたのがいましたね。
 資本金・出資者の検討
・資本金を幾らにするか、有限会社の場合は300万円以上、株式会社の場合は1000万円以上とします。また、これらを誰が出資するか(有限会社も株式会社も1名以上)を検討します。
・併せて、株式会社の場合は、発起設立(発起人が資本金を出資)か募集設立(発起人以外から株式払込人を募集する)かを検討します。
・これら資本金払込の取扱銀行を決めます。この取扱銀行は、設立地の近くで、発起人総代が(個人として)取引実績がある銀行の場合、(銀行の審査が)スムーズに運びます。断られたり、引き受けてもらっても(都銀などでは)時間がかかる銀行もありますので、その手数料の確認を含め、事前に候補の銀行に問い合わせを行います。
→ 以外にこの部分で苦労する場合があります。
 会社の目的の検討
・どの様な事業を行うか、具体的に箇条書きにしながら、検討します。将来にわたってあらゆる事業ができる様にと、多くの事項を登記しようとする人がいますが、実行しないことを登記しても仕方がありませんので、「実際に事業化する事項+近い将来事業化予定の事項」程度が良いでしょう。
 役員の検討
・役員(=取締役+監査役)を検討します。有限会社は、最低取締役1名が必要で、あとは必要に応じて選任します。また、株式会社は、最低取締役3名、監査役1名が必要です。
・複数の取締役がいる場合、その中から1名以上の代表者を選任します。
・他の会社に勤務している人を役員として選任する場合(勤務会社の就業規則等に抵触する可能性など)は注意が必要です。
 決算期の検討
・決算時期を何月にするかを検討します。
  
3.発起人会での検討
 発起人会を開催し、事前の検討事項(上記)につき、決定をします。
  
4.設立手続き
  ●いよいよ設立手続きとなりますが、この段階からは行政書士・司法書士に依頼するのが普通です。勿論、自分自身で手続きをすることも可能です。
●ポイントは、類似商号の調査、目的の表現、各種の設立形態に伴う的確な設立手続きです。
●行政書士・司法書士に依頼した場合、その地域や設立形態・方式、資本金額等で異なりますが、概ね(登録免許税などの実費を含め)有限会社で30〜40万円、株式会社で50〜60万円を予定すると良いでしょう。
  
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